【万哲の乱 特別編】10日京都9R シルバードリームが高速砂で鉄砲V

[ 2016年10月10日 08:00 ]

 競馬ではレースごとの価値を測定するのは大事。同じ条件戦でもハイレベル戦もあれば、凡戦もある。

 京都9Rの(12)シルバードリームは、5月京都の500万下(2着)が超A級だった。当時1着だったスミレは日曜9日(京都12R・1000万下)の当コラムで推奨して1着。そう考えると、5月時点でスミレと半馬身差に頑張ったシルバードリームも1000万を勝ち上がる資格がある。7月中京で早々と500万を卒業したのも当然だ。それにしても前3戦(全てダート1200メートル)の時計は速い。1分11秒7、1分10秒9、前走が1分11秒1。これだけコンスタントに時計が出れば、月曜の雨で高速化した砂も味方になる。言うまでもなく、ダート1200メートル戦はサウスヴィグラス産駒の天下。もまれにくい12番枠を得て、他馬の出方次第では一気逃げ。

 《もうひと押し》本日のメインイベントは岩手・盛岡競馬場で行われる南部杯(盛岡11R)。現地に行ける方がうらやましいが、当方は「ネット投票」で勝負。ホッコータルマエ&コパノリッキーと交流重賞界の二大巨頭が参戦するだけでも胸熱…。注目は(8)アスカノロマン。前走・帝王賞(6着)の2000メートルは結果的に長かった。マイルに戻れば、2月のG1フェブラリーS(3着)の価値を再評価したい。二大巨頭より内の8番枠は絶好。すんなり前に行けるようなら、政権交代劇があってもいい。

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