【カンナＳ】１番人気タイムトリップ快勝、菊川師「理想的だった」

　２歳オープンで争われた中山９Ｒ・カンナＳ（芝１２００メートル）は、１番人気タイムトリップ（牡＝菊川、父ロードアルティマ）が快勝。好位追走から直線半ばで抜け出し、追い込んできたダノンハイパワーを１馬身１／４差で抑えた。近走は惜敗続きだったが、Ｇ３函館２歳Ｓ３着の実力を見せつけた。

　「外から他馬に来られる厳しい競馬だったが、抜け出す時は手応え十分。強い競馬でした」と手綱を取った戸崎。菊川師も「理想的な競馬だった。折り合いがつくし、どんなレースでもできる」と笑顔。次走は未定だが「夏から４戦したので、ひと息入れるかも含めオーナーと相談。何とかマイルまではこなして欲しい」と展望を語った。
【レース結果】