【函館記念】2年目の新山がG3初制覇、グレード制以降最速で記念V

[ 2016年7月26日 20:32 ]

函館競輪開設66周年記念の五稜郭杯争奪戦最終日、優勝した新山響平(中央)ら

 競輪の函館開設66周年記念の五稜郭杯争奪戦(G3)最終日は26日、北海道の函館競輪場で決勝(2025メートル、5周)が行われ、デビュー2年目の22歳、新山響平(青森)が3分3秒0(上がり11秒2)で勝ち、G3初優勝をマークした。デビューから1年と20日での記念競輪制覇は、グレード制導入以降では最速。従来の記録は武田豊樹(42=茨城)の1年1カ月18日(04年8月)だった。

 レースはスタートから先行態勢をキープした新山が、残り1周手前からスパートして逃げ切った。2番手で追走した菊地圭尚(北海道)はとらえ切れず2着、木暮安由(群馬)が3着に入った。

 払戻金は車連単が(8)―(1)で980円、3連単が(8)―(1)―(3)で3770円だった。

 ▼新山響平の話 勝てると思っていなかったので挑戦者の気持ちで走った。展開が向いて自分のペースで行けた。体全部を使って振り切れた。たまたま勝てたと言われないように、皆さんから信頼される選手になりたい。

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