【クイーンS】前走初タイトルで“開花” リラヴァティ連勝へ絶好

[ 2016年7月26日 05:30 ]

 札幌開幕週のメインは夏の女王を決めるクイーンS。前走マーメイドSで初タイトルを手にしたリラヴァティが、重賞連勝を狙って北の大地に乗り込んできた。その前走は6番人気ながら、4角先頭で押し切る堂々の勝利。なかなか結果を残せなかった良血がデビュー以来初の連勝で、ようやく素質を開花させた。

 「環境が変わり、競馬場で調整するのも初めて。今まで以上に慎重に丁寧に接している」。担当する桑村助手は函館での調整に細心の注意を払いながら「日に日に環境には慣れてきた。カイバもしっかり食べているし、この年齢になって安定してきた。前走の内容から小回りの1800メートルで牝馬限定は魅力的な条件」と期待を込める。

 今年のオークスを制したシンハライトの半姉。G1制覇は妹に先を越されたが、着実に力をつけた姉も、秋のビッグタイトル挑戦へ、足踏みしてはいられない。

続きを表示

2016年7月26日のニュース