【先週の新馬戦】クライムメジャー2歳王者いける

[ 2016年7月26日 05:30 ]

 素質馬が多く勝ち上がったが、中でも注目は中京芝1600メートル戦で1番人気に応えたクライムメジャーだ。スタートを決めて中団から。終始外を回って直線も外を鋭く伸びた。追われてもたれるシーンがありながら上がり3Fはメンバー最速の33秒9をマークした。半兄は重賞4勝のサトノノブレス(父ディープインパクト)。父がダイワメジャーに替わったが切れは十分。2歳王者の座はもちろん、距離を克服できれば来春まで楽しめそうだ。

 ローエングリン産駒が2勝。ペイドメルヴェイユは母の半弟にヴィクトワールピサがおり、ヴゼットジョリーも半姉がオープンのベルルミエールと血統的にも魅力がある。同産駒は12年2歳王者のロゴタイプ以降は目立った活躍馬が出ていないが、ロゴタイプの活躍を受けて13年春に種付けされた世代。“当たり年”になるかもしれない。

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2016年7月26日のニュース