【ドバイシーマＣ】レース前に落鉄…ドゥラ２着も凱旋門賞挑戦へ

シーマクラシックでドゥラメンテは２着。右は優勝したポストポンド（共同）

　ドバイシーマクラシックに出走した２冠馬ドゥラメンテはアクシデントに泣いた。馬場入り後に右前を落鉄。打ち直しを試みたがうまくいかず、はだしのまま出走した。

　レースは最新世界ランク１位で並ぶ英国のポストポンドを見る形で運んだが、直線は本来の伸びがなくライバルから２馬身差の２着。Ｍ・デムーロは「ついてなかった。馬場が硬かったので蹄鉄がないのは本当に厳しい。直線はいつもの瞬発力じゃなかった」と悔しがった。

　今後は未定だが、馬主であるサンデーレーシングの吉田俊介代表は「（落鉄で）評価しづらいレースになってしまったが、凱旋門賞に行きたい気持ちはある。登録はする」と話した。凱旋門賞にはポストポンドも出走する可能性が高く、Ｍ・デムーロは「再戦したい？もちろんです。リベンジしたい」と秋の雪辱を誓っていた。