【スプリングS】ロードクエスト 池添新境地開く“後方ポツンでは…”

[ 2016年3月15日 05:30 ]

最後方からの剛脚が魅力のロードクエストだが、新たな可能性を模索する

 今週の日曜中山メーンは「スプリングS」。ここまで関西馬の活躍が目立つ牡馬クラシック戦線。新潟2歳S王者のロードクエストがスタイルチェンジで東の意地を見せる。武器は最後方から繰り出す剛脚だが、前走・ホープフルS(2着)は中団で運んだハートレーに1馬身1/4及ばず。新コンビの池添は「今年はメンバーがそろうし、(本番は)後方ポツンではきつい。そこをトライアルで確かめたい」と新たな可能性を模索する構えだ。

 10日の1週前追いに騎乗した鞍上は「イメージより乗りやすいし、これから息も良くなりそう」と好感触。小島茂師も「ここまでイメージ通りに来て、状態はデビュー3戦と同等かそれ以上。中3週が合っているからこのレースを選択した」と明るいトーンだ。

 新潟2歳Sのパフォーマンス(上がり3F32秒8)で一気に注目を集めた好素材。ここは本番への大事な試金石となる。

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2016年3月15日のニュース