【チューリップ賞1週前追い】ウインファビラス 視線早くも桜獲り

[ 2016年2月26日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=25日】クラシックの蹄音が聞こえてくる春は3歳馬から目が離せない。小田はある馬の1週前追いにくぎ付けになっていた。次週3月5日のチューリップ賞で始動するウインファビラスだ。

 暮れのG1阪神JF2着後、充電していた。主戦・松岡を背に3頭併せで長めから6F84秒3~1F13秒0(強め)。畠山師を追うと「桜花賞から逆算して帰厩したが、戻った後も順調に来てます。先週より一段上がった。予定通りに始動できそう」と笑顔が返ってきた。

 クイーンC圧勝の2歳女王メジャーエンブレムのような派手さはないが、昨夏新潟2歳S2着など粘り強い走りは際立っている。「調教では先々も考え、我慢させることを覚えさせています。賞金的(収得賞金2300万円)には余裕があるので、チューリップ賞は“本番”を見据えジョッキーともいろいろ考えていきたい」と指揮官は決意を語った。強力関西馬にどう立ち向かうか。小田の視線は早くも1週後!?に飛んでいた。

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2016年2月26日のニュース