【初音S】アンドリエッテ 古馬初戦で巻き返し狙う

[ 2016年2月5日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=4日】春の大舞台に向けた戦いは重賞だけではない。土曜東京10Rの初音Sは、牝馬限定の準オープン戦。ここを勝って、重賞戦線への返り咲きを目指しているのがアンドリエッテだ。

 牧田師は「最終追い切りの動きも良かったし、仕上がりはいいですよ。春はヴィクトリアマイルが目標だし、賞金を加算したいですね」と勝利だけを見据える。

 昨春のチューリップ賞で2着に突っ込みクラシック戦線へ。展開にも恵まれず桜花賞6着、オークス5着と結果は出なかった。秋もローズ6着、秋華賞4着と善戦止まり。必勝を期した自己条件の修学院Sも、超が付くスローペースに泣いて5着に終わった。「あのペースでは仕方ないです。東京には実績があるし、マイルも守備範囲なので巻き返せるでしょう」。

 昨秋のローズS6着後、横山典が発した「まだ弱いところがあるし、これからの馬」というセリフが、岡崎の耳に強く残っている。古馬になっての初戦、どんなレースを見せてくれるか楽しみだ。

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2016年2月5日のニュース