「KEIRINグランプリ」前夜祭 関東は「武田―平原―神山」

[ 2015年12月18日 05:30 ]

KEIRINグランプリ2015記者会見でポーズを取る(左から)村上、平原、山崎、浅井、武田、稲垣、神山、新田、園田

 武田が前だ--。30日に京王閣競輪場で行われる「KEIRINグランプリ2015」の前夜祭が17日、ファン、関係者ら952人を集めて、都内のホテルで行われた。GP9戦士にガールズGP出場の7選手も登場。車番公開抽選後の共同記者会見では今年のベストナインが大一番に挑む決意を語った。

 昨年のGP覇者が腹をくくった。史上2人目の連覇が懸かる武田が「ラインの先頭で走る」と自力勝負を宣言した。逃げた平原の番手から抜け出し輪界の頂点に君臨した昨年のGP同様、今年も平原―武田の並びで何度となく名勝負を演じてきた。だが、今年の1億円バトルは武田―平原の並びだ。

 武田は「先頭で走る回数が減ってきた中で今年も前で頑張ってきてくれた選手がいる。特に今年のG1・2勝は平原君の後ろから優勝したから…。でも、優勝したからではなく、自力を出して(今年を)終えたい。神山さん、平原君と話して自力で行くことになった」と並びの経緯について話した。武田の先行もあるのか?武田―平原―神山で結束する関東ラインがレース最大の鍵を握る。

 京都勢は稲垣―村上、福島勢は新田―山崎の並び。初出場の園田は「応援してくれるファンのためにも単騎」。中部1人となった浅井も「単騎で自在」と作戦を明かした。

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2015年12月18日のニュース