【京王杯2歳S】蛯名&ボールライトニングに穴気配ビンビン

[ 2015年11月5日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=4日】蛯名は土曜メーンの京王杯2歳Sはボールライトニングで参戦。そのため追い切り日の水曜朝は栗東に駆けつけ、自ら感触を確かめた。「先週ビッシリとやっているので上がり重点。見た目も走りも“メジャー”って感じだった。ビュンとは切れないが長くいい脚を使えそうだね」と父ダイワメジャーのフォームと重ね合わせ高評価を与えた。

 ただ坂路単走で4F58秒2~1F13秒2と平凡で、お世辞にも良くは見えない。稽古を見守った宮本師も「オン・オフがはっきりした馬だが、あんなんで良かったんかなぁ…」と不安げな表情で振り返る。細原も同感だったが、当の鞍上は「気が上がりやすいのでこれぐらいで十分だよ。チップに脚を取られてこの時計だが、芝はしっかりと走ってくれると思うよ」とサラリ。

 このレースは過去10年で1番人気馬は【1・2・1・6】と不振で、近6年も3着が一度あるだけ。ボールは新馬戦が好位から上がり最速で突き放す好センス。自信に満ちあふれた名手の涼しい顔から、細原は穴気配をビンビンに感じた。

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2015年11月5日のニュース