【菊花賞】サブちゃん悲願のG1制覇!キタサンブラックV

[ 2015年10月25日 15:50 ]

<京都11R・菊花賞>内で伸びたキタサンブラック(左)がリアルスティール(右)リアファル(中央)をおさえてG1初制覇を果たした

 「第76回菊花賞」(G1、芝3000メートル・晴・良)は25日、京都競馬場11Rで行われ、北村宏騎手騎乗の5番人気、キタサンブラック(牡3=清水久厩舎、父ブラックタイド、母シュガーハート)が優勝した。勝ち時計は3分3秒9。

 レース序盤は、1番人気のリアファルとスピリッツミノルの2頭が先行。ミュゼエイリアン、レッドソロモンがその後ろに続いた。サトノラーゼン、リアルスティール、キタサンブラックなど人気馬は、中団前方に位置を取った。
 
 その後もリアファルとスピリッツミノルが先頭争い。ミュゼエイリアンが直後の3番手に付けた。3、4コーナー中間を過ぎると、好位置に付けていたミュゼエイリアンが前の2頭をかわして先頭に立った。

 ミュゼエイリアンが先頭で直線に入るも、リアファルが再び浮上し先頭に躍り出る。だが、最内を鋭く差し伸びてきたのはキタサンブラック。ゴール手前でリアファルをかわし、リアルスティールの猛追もしのいで悲願のG1優勝を果たした。
 
 リアルスティールが首差の2着。リアファルがそこから1/2馬身差の3着だった。
 
 キタサンブラックは歌手の北島三郎(名義は大野商事)の所有馬で重賞3勝目。通算戦績は7戦5勝。

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