【阪神5R新馬戦】ポルトフォイユ5馬身差圧勝 武豊も太鼓判

[ 2015年6月28日 14:01 ]

武豊騎乗のポルトフォイユ(9)が人気に応え快勝

 祖母エアグルーヴという“華麗なる血”を継ぐポルトフォイユ(牡=高野、父ディープインパクト)が単勝1.5倍の圧倒的に人気に応え初陣V。スタートを決めると大逃げを打ったウインクレドから離れた3番手を追走。3角からギアを入れると直線はメンバー最速の上がりで、馬場のど真ん中を豪快に突き抜け2着のレッドヴェルサスを5馬身差突き放した。

 武豊は「調教から動いていたが、レースでさらにという感じだった。道中の手応えも良くラストも(周りに)驚きながら走っていた。能力は高く来年の走りが楽しみですね」と圧巻のレースぶりに頬を緩めた。

 一つ上の全兄ポルトドートウィユは今春、ダービー(12着)にまで駒を進めており、弟にもクラシック制覇に期待が懸かる。兄も管理した高野師は「兄は力のいる馬場ではノメっていたが、弟はパワーがあってそういうところがない。引っ掛からず器用に走っていましたね」と素質の高さに目を細めた。次走は未定。

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2015年6月28日のニュース