1・9億円の片りん見せた!噂のプロディガルサン

[ 2015年6月23日 05:30 ]

 【先週の新馬戦】東京芝1600メートルは今年の皐月賞2着リアルスティールの全弟プロディガルサンが断然1番人気に応えて勝ち名乗り。道中は中団で待機。直線は手前を替えるのにモタつくシーンもあったが、エンジンが掛かってからはしっかり脚を使い、2着フジマサスペシャルに半馬身差でゴールを駆け抜けた。着差は小さくても、しっかり勝ち切るあたりはさすが。昨年のセレクトセールで1億9440万円で取引された素質馬が順調に第一歩を踏み出した。

 阪神芝1600メートルはウインクルサルーテが快勝。スタートはひと息だったが秋山の好判断で道中スッとハナへ。スローペースのヨーイドンとはいえ良馬場に回復したばかりの力のいる芝で、上がり3F34秒9を刻んだ点を評価したい。JRAブリーズアップセール出身で、仕上がりの良さがストレートに結果につながった。

 東京ダート1400メートルはマイネルバサラが中団から差し切り勝ち。押し切り態勢に持ち込んだノーフォロワーをゴール寸前で捉えた脚が光った。

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2015年6月23日のニュース