【日本ダービー1週前追い】クラウン雷鳴追い 雨ニモ負ケズ13秒1

[ 2015年5月22日 05:30 ]

単走で追い切るサトノクラウン

 サトノクラウンは僚馬ドゥラメンテとは対照的に朝一番のWコースで単走追い。雷鳴がとどろき大粒の雨が叩きつける悪条件だったが、終始馬なりで落ち着いた走りを披露し5F70秒3~1F13秒1で駆け抜けた。

 橋本助手は「先週ドゥラメンテと併せたことで、思ったより気持ちが入ってしまった。併せ馬だとカッとするので」と単走の理由を説明した。

 陣営は調教のやりすぎが皐月賞の敗因の一つと分析。その反省から、この中間はソフトな調整に主眼を置いている。「きょうはもう少し鋭く動かしてもよかったが、やりすぎてしまうより、後々で修正が利く」と狙い通りの調整だ。

 皐月賞は3~4角で大きく外に振られる不利を2度受けての6着。無敗で弥生賞を制した実力馬は、静かにリベンジの時を待っている。

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2015年5月22日のニュース