【オークス】カイ食いOK!ミッキークイーン気配上向き

[ 2015年5月22日 05:30 ]

 【G1ドキュメント=21日】追い切り翌日のこの日、出走各馬は軽めの調整で体をほぐした。ミッキークイーンは厩舎周りの運動。前日の最終追い切りは濃い霧が立ちこめ、開門直後はゴール前しか姿を確認できない状況だった。よって時計は不明。それでも柏原はしまいの伸びが強烈に印象に残った。

 桜花賞は3分の2の出走抽選で除外になって忘れな草賞にスライド。そこで賞金を加えて3冠第2ラウンドに望みをつなげた。桜花賞組と比べても、おそらく能力は引けを取らない存在。池江師は追い切り翌日の気配を報告した。

 「テンションが高めなのはいつものこと。カイバは完食とまではいかないけど、いつもと同じくらい食べていますよ。これまでカイバの配合とか、つけ方を変えたりもしました」

 3走前の未勝利勝ちが馬体重444キロ。2走前のクイーンCは東京に輸送する前から体が減り、マイナス20キロでの出走となった。前走・忘れな草賞がプラス2キロ。少しでもカイバを食べるように、と陣営は工夫しているが大幅な変化はなさそう。ただ、この数字で結果を出しているのも事実。池江師は「クイーンCのときも心配したけど好走したので。そんなに神経質にならなくていいかも」と前向きに捉えている。

 コンビを組む浜中は1週前追い切りで状態の良さを確認した。「前走時より稽古の行きっぷり、反応がいいですね。操縦性が高い。道中、余分な力を使わないし、それが瞬発力につながっています」と評価。桜花賞に出られなかった分も、ここでパートナーの力をフルに引き出す意気込みだ。

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2015年5月22日のニュース