【オークス】クイーンズリング状態万全!ミルコ、ベスト騎乗誓う

[ 2015年5月22日 05:30 ]

来週の甲子園で始球式を行うミルコ・デムーロ。今週のオークスも全力投球

 牝馬クラシック第2弾「第76回オークス」の出走馬、枠順が21日、決まった。ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、クイーンズリングに騎乗するミルコ・デムーロを直撃した。なお、同レースの馬券は23日から発売される。

 ――クイーンズリングに最初に騎乗したのは前々走のフィリーズレビュー(1着)。第一印象は?

 初めてまたがった時から乗りやすくて凄く良い印象の馬でした。

 ――レースも完勝。

 外枠(17番)で馬場も良発表といえ少し重めだったのに強かった。ただ、1400メートルは少し忙しいと感じました。

 ――では、桜花賞(4着)は条件的には良いと感じた?

 1F延びるのはかえって競馬がしやすくなると思っていました。

 ――状態はどうでしたか?

 この馬は調教はいつも動くようだけど、桜花賞の前も凄く良い動きで、状態はとても良かったと思いました。

 ――体重は442キロでデビュー以来、最も減っていました。

 その前のフィリーズレビューの時はマイナス20キロ(444キロ)でした。それでも強かったからおそらくデビューした当初の体が余裕残しだったということではないでしょうか。

 ――5F通過62秒5という超スローペース。

 オソカッタネ。その分、上がりが速くなったので、彼女は上手にトップスピードにチェンジすることができませんでした。

 ――それでも直線はよく伸びていた。

 よく伸びてくれたけど、上がりが早過ぎました。それに最後の50メートルで少し脚を滑らせてしまった。あれがなければもっと上に来られたと思います。

 ――父マンハッタンカフェはステイヤー。距離が延びるのは対応できそう?

 1800メートルとかに延びるのなら自信を持って大丈夫といえるけど、一気に2400メートルでしょう。こればかりは正直やってみないと分かりません。ただ、こなしてくれると信じて、良い騎乗を心掛けるだけです。

 ――初めての左回りはどうでしょう?

 頭のよい馬だし乗っている感じでは左右の回りを気にする感じはありません。

 ――最終追い切りには乗らなかった。

 でも、動きは良かったようで、状態面は万全と聞いています。僕自身、初めてのオークスだけど、良い結果が残せるようにガンバリマス。

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