【いちょうS】スカイ 2歳レコードV!横山典は2500勝達成

[ 2014年10月12日 05:30 ]

クラリティスカイ(右)が2着に2馬身差をつけ一着でゴール。左は3着ミッキーユニバース

 2歳馬の新設重賞「第1回いちょうS」が11日、東京競馬場で行われた。4番人気のクラリティスカイが直線で抜け出して快勝。騎乗した横山典弘騎手は史上3人目となるJRA通算2500勝を達成した。

 後続に2馬身差をつけたゴールの瞬間、横山典の右手が上がる。「思い通りの位置取り、流れ、追い出しだった」と満足そうに振り返った。クラリティスカイとは初コンビ。返し馬で父クロフネ譲りの大きなフットワークを確認すると、迷わず4番手につけた。直線坂下で先頭に立つと、後は独壇場だ。瞬発力より持久力に優れた特長を生かしたレース運びで芝1600メートル1分33秒5の2歳コースレコード勝ち。「レコードは開幕週の馬場だから関係ないけど、レースぶりは強かった。距離が延びても大丈夫」。ベテランのお墨付きを得たクロフネ産駒は朝日杯FS(12月21日、阪神)かホープフルS(同28日、中山)に向かう。

 ◆クラリティスカイ 父クロフネ 母タイキクラリティ(母の父スペシャルウィーク) 牡2歳 栗東・友道厩舎所属 馬主・杉山忠国氏 生産者・北海道新冠町パカパカファーム 戦績4戦2勝 総獲得賞金4052万7000円。

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