【スプリンターズS】ローブで偉業!須貝師、日仏G1同日Vだ

[ 2014年9月30日 05:30 ]

須貝師の日仏G1同日制覇なるか

 「第48回スプリンターズS」今年は新潟での開催とあって例年以上に難解。最近10年の傾向から大胆にチェックした結果、ローブティサージュが浮かび上がった。

【スプリンターズS】

 今年は近10年で3勝の外国馬(05、06、10年V)が不在。日本馬の優勝馬7頭から本命候補を探っていく。

 (1)重賞実績 スプリント王決定戦にふさわしく、勝ち馬7頭は全て重賞2勝以上の実績馬。ストレイトガールは意外にもまだ重賞1勝。気になる牝馬が脱落してしまった。

 (2)距離実績 スピード自慢がそろう一戦。優勝馬7頭はいずれも芝1200メートルでの勝ち鞍があった。距離実績がない馬は苦戦必至。芝1200メートル未勝利のG1馬グランプリボスをはじめ、ここでも実績馬が消える。

 (3)ローテーション 勝ち馬7頭は全て8~9月に出走していた。やはり休み明けは不利か。春秋スプリント連覇を狙うコパノリチャードには嫌なデータ。ガルボもやや間隔が空き過ぎのようだ。

 (4)年齢 外国馬は高齢Vもあるが、日本馬は3~6歳。スプリント路線の名脇役と言っていいダッシャーゴーゴーとマジンプロスパーだが、勝ち切るまではどうか。

 (5)近況 ここまで残ったのは3頭。スプリンターズSは近走成績のいい馬の活躍が目立つ。今年未勝利のハクサンムーン、3戦続けて馬券圏外に敗れているベルカントはデータ的には“来ないパターン”だ。

 結論は◎ローブティサージュ。馬名はフランス語(「ドレスを紡ぐ」の意)、須貝厩舎の日仏ダブルG1制覇も十分にあるのでは。

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2014年9月30日のニュース