【凱旋門賞】ゴールド&ジャスタ、不安なし須貝師「ホント理想的」

[ 2014年9月30日 05:30 ]

調教を終えたハープスターと、出迎えた山口厩務員

 【この日の日本馬】フランスの水がよほど合うのだろう。須貝厩舎の2頭、ゴールドシップ(牡5)とジャスタウェイ(同)はシャンティイの豊かな緑に囲まれ、日に日に調子を上げている。

 須貝師は「犬や猫、リス、うさぎがいる環境で鳥の鳴き声を聞きながら、自然と一体化している。2頭とも“フランスから帰りたくない”と言っているんだ」とウイットに富んだコメント。この日は2頭とも厩舎周りで軽めの運動。「ホント、理想的な感じ」と笑みを浮かべた。1日の最終追い切りは「歩いて確認して、芝が硬くないようなら」(同師)シャンティイ競馬場で行われる可能性もある。

 ハープスター(牝3=松田博)はラモルレイのダート周回コースで1200メートルのキャンターをこなした。調教場へ向かう際には小林厩舎の所属馬と隊列を組み、最後尾を落ち着いて歩いた。感触を確かめた中留助手は「馬は非常に元気がいい」と満足げ。

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2014年9月30日のニュース