【徳山・クラウン争奪戦】井口、完璧逃げでG1・10度目V

[ 2014年9月22日 05:30 ]

優勝インタビューを行う井口

 ボートレース徳山の開設61周年記念G1「クラウン争奪戦」の優勝戦が21日行われ、井口佳典がインからコンマ09のトップSを決め、G1・10度目の優勝を飾った。井口はこのVで獲得賞金10位に浮上。なお、6日間の売上げは約48億円で目標の45億円を上回った。

 どこにも隙がなかった。トップSから1Mで抜け出し、ため息が出るような完璧な逃げ。「負ける要素はないと思っていた」。優勝インタビューでそう語り、大きな拍手を浴びた。年末のグランプリ(賞金王決定戦)は今年から出場枠が18人に増え、これで当確。「ベスト6を目指していく。SGを獲らないと上に追いつかない。チャレンジCまで頑張る」。狙うはSG。井口が乗ってきた。

 ◆次走 優勝した井口佳典、太田和美、吉村正明、今村豊の次走は30日からの住之江G1高松宮記念。今垣光太郎、松井繁、田中信一郎、山崎智也、瓜生正義、菊地孝平らが出場する。田村隆信の次走は28日からの大村一般戦。白石健、谷村一哉、赤坂俊輔らと優勝を争う。白水勝也の次走は30日からの芦屋G3アサヒビールカップ。西島義則、金子良昭、新美恵一らが出場する。

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2014年9月22日のニュース