【若松・BRメモリアル】毒島、連覇へ乗った!前半戦イン奪取で連勝

[ 2014年8月28日 05:30 ]

2日目まで3戦オール連対。活躍を続ける毒島

 大会連覇へ向け、勢いに乗ってきた。若松のナイターSG「第60回ボートレースメモリアル」は27日、シリーズ2日目が終了。昨年のまるがめ大会でSGウイナーの仲間入りを果たした毒島誠(30=群馬)が、2日目連勝で得点率1位に躍り出た。ピット離れを含めて全ての舟足が上向き。若松も昨年7月のオーシャンカップでSG初優出を飾った相性の良い水面だ。史上3人目のメモリアル連覇へ不安はない。

 ディフェンディングチャンピオンが今年も好調だ。昨年の第59回大会でSG初Vを果たした毒島。ボートを下りれば「連覇?とんでもないですよ」と謙虚だが、水面では走りに容赦がない。2日目2Rはピット離れで飛び出してインを奪取。そのまま逃げ切り勝ちを収めた。続く9Rでは2周1Mで持ち前のターンスピードを発揮。ツケマイで三角を置き去りにし、2日目連勝を飾った。

 初日ドリーム戦でも2着に入っており、ここまで3戦オール連対。成績が示す通り、舟足にも好感触をつかんでいる。「スタートしてからの足も良いし、ターンした感じも良くなっている。調整が合えばピット離れも良い。出れば、もちろんコースは取る」。3日目は外枠2走となるが、この仕上がりなら内寄り発進も十分に狙える。メモリアル連覇へ視界は良好だ。

 一方、若松水面19連勝中だった赤岩は2日目3Rで2着。同一レース場の連勝記録でトップに並ぶことはできなかった。ただ、後半7Rでも3着と常に上位争いを演じており、2日目終了時点の得点率も4位タイと堅調。連勝は途絶えてしまったが、今後も目の離せない存在だ。

 この2人と同じく、安定した走りを続けているのは斉藤と白井。共に伸び中心に好気配を漂わせており、さらなるポイントアップも不可能ではない。この他では三角、石渡、魚谷、赤坂、峰らが仕上がりに手応え。赤岩の連勝を止めた平山も出足には自信を持っている様子だった。

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2014年8月28日のニュース