【新潟新馬戦】橋口師ラスト世代に懸ける夢 ナヴィオンに注目

[ 2014年7月31日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=30日】今年のダービー馬ワンアンドオンリーをしのぐ稽古の動きに橋口師もご満悦だった。再来年の2月で定年を迎える師にとって、今年の2歳は最後のクラシック世代。20頭目の挑戦で“夢”をかなえた名伯楽が、次に見据える目標は“前人未到のダービー連覇”。

 今週は新潟日曜にナヴィオン、小倉では土曜ディアエナ、日曜にクリノテンホー、キリシマツバサの4頭が出走予定。中でも注目はワンアンドと同じ父ハーツクライ産駒のナヴィオンだ。

 橋口師は「性格が素直で乗り手に従順。追ってからの反応も良くセンスのある走り。(デビュー前の)ワンアンドと比べても出来は上だよ」と仕上がりに太鼓判を押す。最終追いは坂路でクリノテンホーと併せ4F56秒2~1F12秒6。1馬身半追走から持ったままで併入に持ち込んだ。父は師が手掛けた愛馬で、産駒を管理するのはこの馬が最後になる。トレーナーの新たな挑戦に細原のペンにも力が入った。

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2014年7月31日のニュース