カタールのファハド殿下 ディープ産駒を史上3位2億6千万円で落札

[ 2014年7月15日 05:30 ]

2億6000万円で落札されたリッスンの2013

 日本最大の競走馬セリ「セレクトセール2014」(日本競走馬協会主催)が14日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで始まった。初日の1歳馬セリでは、ディープインパクト産駒「リッスンの2013」(牡)が2億6000万円(以下全て税抜き)の最高額で取引された。

 落札したのは昨年に続いてセリに参加したカタールのファハド・アル・サーニ殿下。開始価格8000万円から瞬く間に2億の大台を突破。そこから1000万円単位で一気に競り上がり「2億6000万円」のコールで決着。1歳馬では史上3位タイの高額落札となった。

 ディープインパクト産駒らしいあか抜けた馬体で前評判が高かった同馬。ファハド殿下は海外メディアのインタビューに「ファンタスティック」を連発して喜びを爆発させた。

 預託厩舎は今年開業したばかりの栗東の中内田厩舎に決定。35歳の若きトレーナーは「アスリート体形で、血統的にも世界のどこに行っても通用する馬。目指すはG1。種牡馬になるような馬になってほしい」と絶賛していた。

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