ニシノラッシュ完勝!重賞戦線期待の「バクシンオー産駒」

[ 2014年7月15日 05:30 ]

 現2歳世代がラストクロップとなるサクラバクシンオー産駒が、福島で猛威を振るっている。土曜の芝1200メートル戦でニシノラッシュが1番人気に応え、2着に4馬身差をつける完勝。開幕週の1000メートルを勝ったハタノガイスト、1200メートルを制したクラウンノキミに続き、2週で3鞍組まれた芝短距離戦を“完全制覇”。近親に08年小倉2歳Sを制したデグラーティアがいる仕上がり早の血統で、重賞戦線でも活躍が期待される。

 中京ではチチカステナンゴ産駒のブリクストが、1番人気に応えて快勝。出脚が鈍く中団からの競馬になったが、徐々に位置を押し上げて直線へ。外に持ち出すと2歳馬離れした末脚を発揮し、先行馬群を一気にのみ込んだ。内容から距離延長は望むところだ。

 函館のアクティブミノルは後続に5馬身差をつけて逃げ切る大楽勝。1分9秒8の時計も優秀だ。連闘で函館2歳Sに登録しており、出走なら注目したい1頭だ。

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2014年7月15日のニュース