【宝塚記念】距離延長歓迎!メイショウマンボをV指名

[ 2014年6月24日 05:30 ]

メイショウマンボをV指名

 宝塚記念過去10年のデータから徹底分析した結果、メイショウマンボを浮かび上がらせた。

 (1)重賞実績 グランプリレースの宝塚記念。これまでの歴史を振り返っても、その名にふさわしい実績馬が優勝している。過去10年の3着以内30頭全てがG1かG2を勝っているのには驚き。重賞未勝利のホッコーブレーヴ、G3勝ち止まりのフェイムゲームもここでは荷が重いか。

 (2)勝利実績 5歳以上の勝ち馬4頭は出走時点で7勝以上を挙げていた。ウインバリアシオンはG1で2着4回と堅実なのは認めるが、パンチ力不足だ。

 (3)前走成績 前走4着以下から巻き返した連対馬4頭は全て天皇賞・春からのステップ。独特の長丁場での敗戦は度外視してもOK。一方、それ以外のレースでは、きっちり成績を出していなければならない。トーセンジョーダンはG1馬だが鳴尾記念8着は負けすぎか。

 (4)舞台適性 優勝10頭中、阪神未経験だったナカヤマフェスタを除く9頭が阪神コースで2勝以上か重賞連対の実績があった。ヒットザターゲットは、阪神で未勝利の2着が最高。急坂のあるこの舞台には不安が残る。

 (5)レース間隔 連対馬は全て4月以降にレースを使っていた。最も間隔が空いていたのは10年Vのナカヤマフェスタの中8週。ジェンティルドンナは中11週で、しかも海外遠征帰り。牝馬で応援したい気持ちはあるが、間隔が空きすぎているのは歓迎できる材料ではない。

 (6)連覇は厳しい 今年で55回目の歴史あるレースだが、何と連覇した馬は1頭もいない。あのグラスワンダー、テイエムオペラオーでさえ達成できなかった。昨年覇者のゴールドシップは、ここで脱落。

 結論はメイショウマンボ。ヴィクトリアマイルからの臨戦だがG1・3勝は2000メートル以上。距離延長は間違いなくプラス。仁川に響くマンボのリズムを堪能しよう。

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2014年6月24日のニュース