【宝塚記念】ウインバリアシオン G1・2着4回、今度こそ!

[ 2014年6月24日 05:30 ]

悲願のG1勝利を狙うウインバリアシオンと松永昌師

 ウインバリアシオンはG1・2着4回。そのうち3回が同世代のオルフェーヴルの引き立て役に甘んじて残り1回が前走の天皇賞・春だった。勝ったフェノーメノとはわずか首差。前に出られても差し返そうとしぶとく食い下がって勝負根性を見せた。担当の竹邑厩務員も賛辞を惜しまない。

 「本当に堅実。これまで掲示板を外したのは2回だけですからね。凄いでしょう。馬が賢いし、いろいろな面がしっかりしています」

 今年の日経賞や天皇賞も自らが体を戦闘モードに変えていった。中間は前走の疲れが出たが、放牧を挟んで順調に乗り込んでいる。中山助手が悲願Vへの思いを口にした。

 「状態はいいし、ポテンシャルも高い。1年以上も休んでここまで走り続けられる馬はなかなかいない。何とか一つ、大きいところを獲らせたいね」

 もう銀メダルはいらない。まくり一気に先頭、そのままゴールへ――。ファンの熱い支持に応えてみせる。

続きを表示

2014年6月24日のニュース