【函館新馬戦】期待の逸材アールブリュット“いい雰囲気”

[ 2014年6月18日 05:30 ]

 函館の注目は土曜(芝1200メートル、牝馬限定)にスタンバイしてるアールブリュット(戸田)。父マクフィは聞き慣れない種牡馬だが、日本の皐月賞にあたる英クラシック「2000ギニー」を3戦無敗で制した逸材。98年にタイキシャトルが制した仏G1ジャック・ル・マロワ賞では、祖父ドバイミレニアム、父ドバウィに続いて父子3代制覇を達成している。

 「4月から美浦で乗り込んでいるが、テンションも上がらず具合はいい。函館に来てからも落ち着いていて、いい雰囲気を保っている」と評価するのは調教を担当する石井助手。「まだ子供っぽさを残すが、もっと良くなってきそうで早熟とは感じない。短距離馬という感じでもないが、スピードがあるので距離にも対応できる。一頭だと寂しがる面はあるが、馬場に入ればいい走りをする」と期待は大きい。

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2014年6月18日のニュース