【ユニコーンS】グレナディアーズ 叔父インペリアルのような進撃を

[ 2014年6月18日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=17日】函館が開幕したことでトレセン内の関係者は激減。すっかり夏モードだ。今週は西で重賞はないが、ユニコーンSへ東上する関西馬が多数スタンバイ。寺下が気になったのは、ダート初挑戦の前走500万を快勝したグレナディアーズだ。管理する音無厩舎へ向かうと調教師は不在。担当の橋本助手が感触を口にした。

 「入厩したときからダート向きかなと思っていた。抽選(賞金900万組)を突破できれば楽しみですね」

 前走の勝ち時計1分51秒8は、同じ日の3歳オープン特別(鳳雛S)より0秒4も速かった。重賞でも通用する下地はある。同助手は叔父インペリアルマーチをデビュー当初に担当。「叔父よりもガーッと行くところがないし距離は持ちそう」と話す。叔父は明け4歳でダート転向して3連勝。一気にオープン入りを決めた。ダートで目覚めた“おいっ子”も、同じような快進撃を期待できそうだ。

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2014年6月18日のニュース