【阪神JF】ハープスター 川田「普通に走ってくれれば」

[ 2013年12月6日 05:30 ]

川田騎手

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、阪神JF(8日)でハープスターに騎乗する川田騎手を直撃した。

 ――ハープスターの前走(新潟2歳S1着)ですが、新馬戦よりゆっくりした感じのスタート。

 川田 新馬も前走も自身のスタートはそれほど変わりありません。ただ、2戦目は使った馬同士だった分、後方になってしまいました。

 ――二の脚がつかない。

 そうですね。ただ、急かして下手に動くよりも後方でジッとしていた方が良いと判断して無理に上がってはいきませんでした。

 ――直線に向いた時も厳しいか?とみえました。

 反応がいまひとつだったし、前との距離も結構開いてしまっていたので、乗っている僕としても正直、厳しいかな?と感じました。

 ――しかし、手前(軸脚)が変わらないままグイグイ伸びた。

 手前を変えてどうこうというレベルではなく、全く真面目に走っていない感じでした。

 ――それでも最後は凄い脚で捉えた。

 調教では良い動きをするので、凄い脚を使ったというよりも、やっとちゃんと走ってくれたという感じでした。

 ――動きだすまでいかに走らせるかがポイントになりそう?

 素質が高いのは間違いないのでそういうことになるかもしれません。手応えは感じているし、期待はしているので、普通に走ってくれれば…という気持ちです。

 ――最終追い切りはCW、3頭併せでラスト1Fは12秒5と動いた。

 強めに追って速い時計に対応して走ってくれました。動き自体良かったと感じたし、僕は期待に応えられるようにしっかり乗るだけです。

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2013年12月6日のニュース