【菊花賞】ダービーフィズ 台風接近大丈夫 調教サラリで十分

[ 2013年10月16日 06:00 ]

 3日間開催の影響で全休日となった15日朝の美浦だが、菊花賞出走馬は馬場入りが可能。午前6時すぎ、セントライト記念2着から臨むダービーフィズが姿を現した。角馬場でウオーミングアップした後、坂路1本を登坂(4F66秒2)。落ち着き十分で、フットワークは実に滑らか。見守った小島太師も「雰囲気がいいな。今、うんと良くなりつつある」と目を細めた。

 大事な最終追い切りとなる16日は、台風26号の接近で大荒れの予報。「馬場開場時間を延長するかなど、朝の段階で対応を決める」(JRA広報)という緊急事態だが、小島太師は「輸送競馬なので、先週の段階で九分九厘まで終わっている。今週はサラリで十分」と、思わぬ“逆風”にも余裕の表情だ。「夢中になるところが全くないのが武器」(同師)という東の新星が、淀の長丁場で大仕事をする可能性は十分ある。

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2013年10月16日のニュース