【秋華賞】メイショウマンボ2冠!幸四郎笑顔「自信あった」

[ 2013年10月13日 16:28 ]

第18回秋華賞で優勝し、牝馬の2冠を制したメイショウマンボ(16)

 3歳牝馬三冠の最終戦「第18回秋華賞」(G1、2000メートル・芝)は13日、京都競馬場11Rで行われ、武幸四郎騎手騎乗の3番人気、メイショウマンボ(牝3=栗東・飯田明厩舎、父スズカマンボ、母メイショウモモカ)が、力強い追い込みの脚を見せて優勝した。メイショウマンボはオークスに続いて3歳牝馬2冠となった。勝ち時計は1分58秒。

 そろったスタートから先行策のビーナストリック、セキショウ、ノボリディアーナなどが先行。2コーナー過ぎまではやや早いペースだったが、向こう正面からは平均ペース。人気のスマートレイアー、デニムアンドルビー、メイショウマンボなどは最後方からレースを進めた。

 3コーナー手前からメイショウマンボが、ジワッジワッと順位を上げていく。4コーナーでは10番手あたりに押し上げた。スマートレイアー、デニムアンドルビーも直線に向いて一斉に追い出しにかかった。

 直線は追い込み勢の末脚勝負。先手を打って追い込んだメイショウマンボがさらに末脚を伸ばし、後続を振り切って真っ先にゴールイン。一気に差しにかかったスマートレイアー、リラコサージュ、デニムアンドルビーが鼻づらをそろえてゴールに飛び込んだ。写真判定の結果、1馬身4分の1差の2着はスマートレイアー、そこから頭差の3着にはリラコサージュが入った。

 勝ったメイショウマンボは、5月19日のオークス以来のG1制覇で2冠。オークス勝利の折には感涙にむせんだ武幸四郎は、快心の騎乗。この日は笑顔で「晴れて馬場もよく、自信があった。落ち着いて乗ることができた」と語った。

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