【秋華賞】(5)セキショウ自信“一発あるぞ”

[ 2013年10月13日 06:00 ]

京都競馬場に到着したセキショウと長島厩務員

 紫苑Sを制したセキショウは、午後1時過ぎに京都競馬場に到着。「V」のワッペンが刺しゅうされた特製メンコがまぶしい。「少しだけ渋滞したが落ち着いている。函館への輸送も経験したからね。3歳になってからドンとして、まるで男馬みたいだ」と長島五郎厩務員(64)。「どこに行ってもカイ食いが落ちたことがない」と、馬房に入るなりカイバを夢中で食べ始めた愛馬に頼もしげな視線を送った。

 長島厩務員は12月9日で定年を迎える。ガレオン(93年ダービー4着)、テレグノシス(02年NHKマイルC優勝)などを手掛けたベテランは、「この年でG1を使えるなんて幸せ」とニッコリ。愛馬の状態についても「これだけフックラとしたのは初めて。(杉浦)調教師と一発あるぞって話したんだ。勝って定年なら最高だね」と自信をのぞかせた。

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2013年10月13日のニュース