【スピード王決定戦】地元・金子大、連勝へ気合

[ 2013年10月13日 06:00 ]

初日10Rを快勝後、真剣な表情でレースリプレーをチェックする金子大

 浜松オートのG1「第55回スピード王決定戦」は、13日に予選2日目を迎える。2日目最終12Rでは初日成績上位8人による0Mオープンの「選抜予選」が争われる。地元から唯一勝ち上がってきた金子大が絶好の4枠に座り気合が入る一戦となりそうだ。初日10Rは早めの仕掛けが実を結んで申し分のないレース内容で圧勝。さらなるパワー上積みを施して敢然と連勝にアタックする。

 金子大は「下周りを扱って良くなっているけど、突っ込みの車速が物足りなかった。乗り味ももう少し上向かせたい」と厳しい表情を崩さなかった。しかし、近況の苦しいレースぶりを考えれば上々の滑り出しであることは間違いない。

 なお、予選2日間の着順点とタイム点の合計による平均競走得点上位64人が、3日目5~12R「準々決勝戦」に進出する。

 ▼永井大介(12R)地元に比べると軽いけど、全体的にまあまあだった。

 ▼浦田信輔(12R)エンジン自体には納得していない。重みがあり過ぎる。タイヤはいろいろ試す。

 ▼平田雅崇(12R)まずまずだけど、もう少しスピードに乗っていきたい。今の方向性で全体的に上積みを狙っていく。

 ▼角南一如(12R)初日としては良かったと思う。回転の落ち具合がしっくりこない。ヘッド周りを扱って夕練で確かめる。

 ▼木村武之(11R)フレーム修正しても変わらなかった。下周りを扱ってロッドを交換していく。

 ▼谷川一貴(10R)乗りやすかった。タイヤは悪くなかったけど、交換するかどうかは迷うところ。

 ▼伊藤信夫(10R)決して悪い状態ではないけど、鈍くて手前から良くなかった。何か調整を考えていかなければいけない。

 ▼片平 巧(9R)コンディションに合っていなかった。合えばもう少し良くなってくれるはず。

 ▼今田真輔(6R)エンジンは悪くないけど、腰回りが合っていない。

 ▼内山高秀(6R)タイヤが良くなかったので、細かいエンジン状態は分からなかった。タイヤを換えて把握していきたい。

 ▼中野光公(5R)エンジンに力が感じられなかった。もう少し重みを出したい。バネ周りを扱う。

 ▼須賀 学(5R)ハネはなかったけど、伸びが物足りなかった。決して悪くはないので、タイヤと微調整で追っていきたい。

 ▼西原智昭(4R)乗りやすさと伸びをもう少し求めていきたい感じ。夕練の感触でセットかリング交換かを考えていく。

 ▼浅香 潤(2R)船橋より良かったけど、序盤から滑っていた。エンジンからだと思うのでセッティングで解消させたい。

 ▼岩見貴史(1R)コーナーでは乗りやすかったけど、手前が良くなくて自分の好きな感じではない。タイヤは問題ない。

 ▼松尾啓史(1R)レース足がなかった。無理に突っ込むので流れてしまっていた。ヘッド周りをやってタイヤを換える。

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2013年10月13日のニュース