【東京新馬戦】マーブルカテドラル 切れ非凡、距離延長もOK

[ 2013年6月25日 06:00 ]

 先週は3場で7鞍が行われた。味のある競馬を見せたのは東京で勝ち上がった2頭。土曜の牝馬限定芝1400メートルを制したマーブルカテドラルは、マイペースの逃げに持ち込んでいた1番人気レヴアップスピン(2着)をゴール前で並ぶ間もなく差し切り勝ち。スピードの持続力が持ち味だったダイワメジャーの産駒だが、この馬は一瞬の切れ味も非凡。折り合いはスムーズで、距離が延びても大丈夫。

 日曜の芝1600メートルはマイネグラティアが大外一気に差し切り勝ち。スローで時計(1分37秒4)は平凡だが、直線でエンジンが掛かってからの伸びは強烈だった。最後にフラフラしたように若さを残すが、スケールは大きい。阪神では、極端な上がり勝負になった日曜の芝1800メートルを制したピオネロが好素材。バネの利いた走りで、大物に育つ可能性もある。

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2013年6月25日のニュース