【中野カップレース】池田勇人「うれしい」記念初優勝

　競輪の久留米開設６４周年記念の中野カップレース（Ｇ３）最終日は２５日、福岡県の久留米競輪場で決勝（２０２５メートル、５周）を行い、２８歳の池田勇人（埼玉）が２分５５秒２（上がり１０秒８）で勝ち、デビュー９年目で記念初優勝を果たした。

　レースは残り１周半から服部克久（熊本）と坂本亮馬（福岡）の九州勢が先行。最終周回に入って８番手からまくった池田がスピードに乗って一気に先頭に立ち、そのまま押し切った。２着は池田を追走した南修二（大阪）、３着には村上直久（神奈川）が入った。

　▼池田勇人選手の話　九州勢と南関東勢の先行争いと読んでいたので、力をためて、まくり勝負と考えていた。いいタイミングでスパートできた。記念初優勝はうれしい。これを弾みに特別競輪（Ｇ１、Ｇ２）の決勝に乗りたい。

　▽決勝２０２５メートル（５周＝先頭固定）（１）池田勇人（埼玉）２分５５秒２（上がり１０秒８）（２）南修二（大阪）３／４身（３）村上直久（神奈川）４身（４）高木隆弘（神奈川）３／４輪（５）坂本亮馬（福岡）３／４輪（６）筒井敦史（岡山）１／２輪（７）岡部芳幸（福島）１／４輪（８）服部克久（熊本）大差（９）鈴木誠（千葉）８身

　▽枠連複　（３）―（５）３５０

　▽枠連単　（５）―（３）６７０

　▽車連複　（３）―（７）３４０

　▽車連単　（７）―（３）６５０

　▽３連複　（３）―（７）―（８）７４１０

　▽３連単　（７）―（３）―（８）２３１６０

　▽ワイド　（３）―（７）２６０　（７）―（８）２１００　（３）―（８）１８９０