【とこなめ・GC決定戦】平凡機でも井口「調整自信あります」

[ 2013年6月25日 06:00 ]

 先月の笹川賞で新田雄史がSG初V。師匠の井口佳典は弟子の栄冠を傍らで喜んでいた。そんな師弟の姿はすごく絵になっていた。今度は師匠の番…。ドリーム戦は1号艇で登場。「自分はそういうのに触発されるとか、そういうのはないです。特に何もないですよ。“うれしいな”と思ったくらいですね」とあくまで自然体を強調した。

 近況は尼崎、三国とG1で連続優出中。リズム自体は悪くない。「良くも悪くもなく普通ですね」とサラリ。今節のパートナーは2連対率39%の23号機。前検日の気配は平凡だった。「ドリーム戦まで時間があるので調整を合わせていきます。合わせていけば雰囲気も変わってくると思うし、その自信はあります」。最後の言葉は語気を強めたように聞こえた。とこなめの水面について苦手意識を口にしていた時もあった。だが昨年12月の周年記念では準優入り。イメージは変わりつつある。

 昨年の今頃は笹川賞を制し、この大会でも優出4着と結果を残した。続くオーシャンCで優勝。好リズムで突っ走った。今年も勢いをつける夏が来た。ドリーム戦は湯川、篠崎のセンター両者に数字のあるエンジンが渡った。相手は手ごわいが、ここは絶好枠。ビシッと逃げて快進撃の足掛かりにしたい。

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2013年6月25日のニュース