【ヴィクトリアＭ１週前追い】ヴィルシーナ　悲願Ｇ１獲りへ反応◎

軽快な脚さばきを見せたヴィルシーナ

　ヴィクトリアマイル（１２日、東京）の１週前追いが２日、美浦、栗東トレセンで行われた。

　昨年、牝馬３冠で全てジェンティルドンナの２着だったヴィルシーナ（４＝友道）は、ＣＷコースでアドマイヤネアルコ（５歳１０００万）を追走。直線、インからグングンと伸びて頭差先着した。上がり重点に６Ｆ８６秒１～１１秒６をマーク。騎乗した竹之下（レースは内田）は感触の良さを口にした。

　「反応が良かった。しまいは目いっぱいに追ったが最後まで余裕があったし、息の入りもいい。１回使ったことが、いいガス抜きになって体も楽になっている」。昨年はＧ１で４戦連続２着。今年はタイトル獲りが至上命題だ。始動戦の大阪杯で６着に敗れたが、強豪牡馬が相手で友道師も「この馬なりに頑張っている」と評価。今回は変わる。