【２歳馬特報】母ミルフィオリの牡馬　安田厩舎にスター候補入厩

　どこよりも早い２歳馬情報が、今年もスタート。期待馬、血統馬をどんどん取り上げていく。

　フェブラリーＳをグレープブランデー、高松宮記念をロードカナロアで制した安田厩舎に５日、早くも次代のスター候補が入厩した。母ミルフィオリの牡馬で、父キングカメハメハ。半兄にオープンのミルドリーム、母の全兄は９４年朝日杯３歳Ｓを制した大種牡馬フジキセキだ。昨年のセレクトセール１歳部門で９２００万円（税抜き）で落札された。

　「１月から牧場で１５―１５（１Ｆ１５秒程度のキャンター）を乗って、ここまで順調。社台ファームの育成の評価も高いようで期待している」。安田景助手は期待大の口ぶりだ。馬体重は４５０キロ前後だが、むっちりと重厚感がある。「距離はマイル付近が良さそう」と同助手。馬名はサトノバリアントの予定。順調なら６月１日から始まる３回阪神開催でデビューを果たす。