【フェブラリーS】ビュイック「力引き出す」No.1の座カモン

[ 2013年2月15日 06:00 ]

No.1ポーズでレースへの意気込みを見せるビュイック

 年明けから短期免許で参戦しているビュイックが先週のクイーンC(ウキヨノカゼ)でJRA重賞初制覇。異国の環境にもすっかり慣れてきたようだ。競馬を離れると京都、大阪にも足を延ばしてオフを満喫するなど、公私ともに充実した時間を過ごしている。

 「京都では清水寺に行ったよ。日本の食べ物はおいしいね。一緒に住んでいる彼女も日本の生活をエンジョイしているよ」

 ノルウェー生まれの24歳は昨年、主戦場の英国など欧州でG1を8勝。獲得賞金1位に輝いた。自身2度目のJRA・G1参戦となるフェブラリーSは根岸S9着に続いてダノンカモンとコンビ結成だ。

 「ダノンカモンは今週の追い切りが凄くいい動き。前走はスペースがなくて脚を余してしまった。あのときとは別馬と思えるくらい良くなっているし、しっかり力を引き出したい」

 前哨戦が不完全燃焼で、このまま引き下がるわけにはいかない。穏やかな口調に意気込みがたっぷり込められていた。

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2013年2月15日のニュース