【天皇賞・秋】両陛下観戦 7年ぶりの天覧競馬に

[ 2012年10月23日 06:00 ]

 天皇、皇后両陛下が、28日に行われる天皇賞・秋を観戦するため、東京競馬場に来場されることが決まった。22日、JRAが発表した。天皇賞が天覧競馬として行われるのは05年秋以来、7年ぶり2度目。天皇陛下が天皇賞を観戦するのは皇太子時代の87年を含め3度目のこと。

 前回の05年は場内併設の競馬博物館を観賞された後、貴賓室から競馬を観戦。レースは牝馬ヘヴンリーロマンスが優勝し、騎乗した松永幹夫騎手(現調教師)が、ウイニングラン後にスタンド前で馬を止め、ヘルメットを取って深々と頭を下げた。今回はレースの他に、本馬場入場後に芝コースで披露される伝統馬事芸能も観賞。東日本大震災の復興を祈念し福島の相馬野馬追、岩手のチャグチャグ馬コの行進が行われ、宮城県気仙沼市出身で、地方競馬の鈴木麻優騎手候補生(16=岩手所属予定)が先導を務める。

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2012年10月23日のニュース