【新馬戦】圧勝エピファネイア 無事ならクラシック戦線主役

[ 2012年10月23日 06:00 ]

 菊花賞デー、京都芝1800メートルの新馬戦が、また伝説となるか。

 アンライバルド、ローズキングダムが勝ち、ブエナビスタやヴィクトワールピサが敗れた一戦。今年はエピファネイアが快勝した。母シーザリオは05年、オークスとアメリカンオークスを制した名牝。息子は均整のとれた美しい馬体の持ち主だ。デビュー前、熱発のアクシデントも何のその。スタート後は内で我慢し、直線で外へ持ち出すと鮮やかに突き抜けた。大物感あふれる勝ちっぷり。完調手前での圧勝は大物の証明だ。角居師は「思った以上に完成されていてびっくり」。無事ならクラシック戦線の主役となり得る。

 同じ角居厩舎のリジェネレーションも、かなりの器。こちらは母エアトゥーレ、皐月賞馬キャプテントゥーレの全弟。兄とは違って、大外一気、凄みのある末脚を見せた。クラシック候補の評価が必要だろう。来年は角居厩舎の年となるか。

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2012年10月23日のニュース