元イングランド代表・オーウェン所有馬JC出走に意欲

[ 2012年10月23日 06:00 ]

 「ワンダーボーイ」の愛称で知られる元イングランド代表のストライカー、マイケル・オーウェン(32=ストーク)が所有する競走馬、ブラウンパンサー(牡4=英国)が、ジャパンC(11月25日、東京)への出走に意欲的であることが22日、分かった。既に予備登録を済ませており、陣営は選出馬となることを熱望している。

 同馬は13戦5勝。重賞勝ちこそないが、3歳時にはロイヤルアスコット開催の、格式高いハンデ戦を6馬身差圧勝するなど、実力は重賞級。前走は愛セントレジャー(G1、古馬出走可能)で、勝ち馬から頭+短頭差の3着だった。

 オーウェンは大の競馬好きとして知られ、98年に初めて競走馬を所有。06年9月には故郷チェシャー州の酪農牧場を買い取り、厩舎と調教施設をオープンした。角馬場、芝、オールウェザーコースを備えた本格的なもので、ブラウンパンサーは、そこで鍛えられて来日する第1号となる可能性がある。

 英サッカー界と競馬界のつながりは深く、G1・7連勝をマークしたロックオブジブラルタルは現役時、マンチェスターUのファーガソン監督が半分の権利を所有。元代表のフォワードとして活躍したミック・シャノンは現在、調教師として活躍し、日本にも2度、管理馬を送り込んでいる。

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2012年10月23日のニュース