【函館2歳S】ストークアンドレイ 内から差し切り世代初重賞を制す!

[ 2012年7月14日 15:44 ]

 第44回函館2歳ステークス(G3、芝1200メートル・晴良16頭)は14日、函館競馬場11Rで行われ、川島騎手騎乗の3番人気、ストークアンドレイ(牝2=山内厩舎、父クロフネ、母ジョイオブフライト)が、後方内目で折り合い、直線は外に出して差し切り優勝した。勝ち時計1分10秒4。

 レースはジーブラックやアットウィルが行き脚がつかず、トルークマクトが逃げ、2番手にエターナルムーン、3番手にディアセルヴィス、4、5番手に上位人気のローガンサファイアとティーハーフがつけて進む。4角で馬群がかたまり、団子状態で直線をむかえると、武豊騎手騎乗のティーハーフが先行馬を捉え、押し切りをはかるが、その外から道中10番手内目で折り合っていたストークアンドレイが一気に交わし去り、最後はクビ差先着し勝利した。

 2着にも直線外から差し脚を見せたコスモシルバード、さらにクビ差の3着にはティーハーフが入った。

 領家厩舎3連覇を狙った1番人気のアットウィルは後方追走から追い上げるも5着に敗れた。

 2009年以来3年ぶりにフルゲートで行われた函館2歳Sは4角で接触する審議などもあり、若駒にとってタイトなレースになった。

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2012年7月14日のニュース