【阪急杯】G1制覇に続け“九州産の星”

[ 2012年2月22日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=21日】スタンドに着いてスポニチ本紙を広げた柏原は目がくぎ付けに。テスタマッタのフェブラリーS一夜明け取材で村山師が抹茶を振る舞ったと写真付きで報じられている。茶道の修了証を取得済みというトレーナーの“引き出し”の多さに感心した。そういえば村山師が厩舎開業前にノーザンファーム早来で研修中、入厩前のテスタマッタにまたがり、付きっきりで世話していたのは有名な話。いつも何かと興味深い話題を提供してもらっている。

 今週の阪急杯はメモリアルイヤーがスタンバイ。前走・伏見Sでオープン入りを決めた直後は来週のオーシャンSを視野に入れていたが、それを切り替えて1F延長のここへ。「1400メートルの方が楽にハナに行けそうなので、こちらにした。体質の弱さが解消して安定感が出てきたね」と村山師は充実ぶりをアピール。僚馬のG1制覇に続けとばかりに九州産の星が初タイトル奪取を狙う。 

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2012年2月22日のニュース