【阪急杯】“猛爆”清水英師、今週はガルボで！

　【東西ドキュメント・美浦＝２１日】朝の冷え込みも緩み、ようやく春の気配。小田は清水英師を見つけると追った。前開催の東京で４勝の固め打ち。東京新聞杯は８番人気ガルボのＶを皮切りに３番人気スモールキング、１２番人気トウショウブリッツ、１９日は単勝４１・１倍の１０番人気ジャイアンが“断然人気”のような横綱相撲で完勝。今年７勝は相沢師、大竹師と並ぶ関東調教師首位タイ。既に春本番！？の猛爆だ。

　「もう、続かないよ…」

　指揮官の謙虚な言葉と裏腹に目はギラギラと輝いている。今週は総大将ガルボが阪急杯に出走する。「昨年の阪急杯は２着だし、阪神Ｃ（６着）は前が詰まって、追い出しを待たされただけでコース相性もいい。何より（石橋）脩がこの馬のことは一番よく知っているから」。鞍上と信頼関係を築いた師の言葉に一点の曇りもない。さすがに東京新聞杯のような８番人気はないだろうが…。小田は外せない１頭と心に刻んだ。