ウオッカ、タニノギムレット輩出 名門カントリー牧場が閉鎖

[ 2012年2月9日 15:23 ]

第59回安田記念を制し、ウオッカの口取り式で愛馬を労う谷水雄三オーナー(中)。左は武豊=2009年6月撮影

 9日、ウオッカやタニノギムレットの所有馬で知られる谷水雄三氏(72=タニミズ企画株式会社会長)が栗東トレセンで会見。所有するカントリー牧場の閉鎖を発表した。

 北海道日高郡新ひだか町静内に所有する繁殖部門の土地、建物と1歳馬、および15頭の繁殖牝馬は岡田スタッドに売却、譲渡。また育成部門の牧場は千代田牧場に売却、譲渡される。

 ただし生産部門からは撤退するが、馬主事業は継続する意向。現在、アイルランドで繁殖生活を送るウオッカも引き続き所有する。第1子(父シーザスターズ、角居厩舎に預託予定)は今秋に来日の予定。

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2012年2月9日のニュース