【関屋記念】“はじけた”エアラフォン予言的中?

[ 2011年8月4日 06:00 ]

福永騎手が乗り、坂路でシャープな動きをみせたエアラフォン

 エアラフォンの坂路併せ馬はまさに全身バネといった動きで3連勝の勢いをそのまま表現した。前半は先行するインバルコ(5歳オープン)を楽に追走。残り2Fで併せ馬の形になり、ラストで仕掛けられると瞬く間に3馬身突き放した。

 「躍動感があったね。いい動きだったし調子は良さそうだよ。陣営からいいと聞いていたけど、その通りだった」。騎乗した福永は「躍動感」という単語で、そのはじけ方を言い表した。この馬の秘めた実力について、ここ2戦の手綱を取ったピンナは帰国前「近々重賞を勝つだろう」と予言まで残している。

 「体がしっかりしてきましたからね。重賞で相手は強くなるけど、勢いもあって本当に順調ですから。いい勝負ができるという自信はありますよ」と吉村技術調教師がストレートに期待の大きさを語った。福永は「ここを勝てば」と注文を付けたが、一気にマイル戦線の主役の座を奪うつもりだ。

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2011年8月4日のニュース