【大井・サンタアニタT】カキツバタロイヤル連覇

[ 2011年8月4日 06:00 ]

 地方競馬初の国際交流重賞「第32回サンタアニタトロフィー」が3日、大井で行われ、3番人気カキツバタロイヤルが快勝。連覇で重賞4勝目(南関重賞2勝目)を挙げた。単勝1番人気(マグニフィカ)が4・8倍という大混戦模様。終わってみれば昨年覇者の圧勝だった。道中は中団。3角で5番手に進出すると直線で堂々3馬身半抜け出す横綱相撲。初騎乗の石崎駿は「乗りやすくて、僕が苦労することは何もない馬。この勝ちっぷりならこれからも楽しみ」。函館師は1年ぶりの勝利に「つらい競馬が続いていたが、うっ憤がいっぺんに晴れた思い」と笑顔を見せた。次走はG2日本テレビ盃(9月23日、船橋1800メートル)の予定。

 ▼2着マズルブラスト(戸崎)具合は良かったが、切れ味のある優勝馬に勝つにはもう少し距離が長い方が良さそう。

 ▼3着ボンネビルレコード(的場)年齢的なものもあるが、いつもよりゲートの中が悪くスタートダッシュできなかった。

 ◆カキツバタロイヤル 父ロイヤルタッチ 母ホウヨウリリー(母の父アンバーシャダイ)牡5歳 船橋・函館一昭厩舎所属 馬主・佐野恒久氏 生産者・北海道日高町の山田政宏氏 戦績32戦13勝(南関東17戦8勝)総獲得賞金8353万9000円。

 

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2011年8月4日のニュース