【アイビスＳＤ】穴気配漂うマリリン＆ロシュニ

＜アイビスＳＤ＞坂路を単走で追い切るアイアムマリリン

　【東西ドキュメント・美浦＝１３日】先週の七夕賞を見て「夏は牝馬」を痛感した岡本だが、アイビスＳＤはその代表的なレース。なにせ牝馬が６連勝中なのだから逆らう手はない。人気は関西馬かもしれないが、穴馬は美浦にいると信じて取材に当たった。アイアムマリリンは坂路単走で４Ｆ５６秒５～１Ｆ１２秒５。時計こそ遅かったものの、村田は「動きは良かったし体はできている」とのジャッジ。直線競馬の達人と言っていい村田が「人気はないかもしれないけど一発あるよ」と笑うのを見て、岡本は警戒を強めた。

　メンバー最多の直線３勝を誇るマヤノロシュニも気になる１頭だ。こちらは坂路併せ馬で４Ｆ５１秒１～１Ｆ１２秒０と上々の動き。オープン初挑戦とあって小笠師は慎重な口ぶりだが、一方で「コース適性はあるし、うまく外枠でも引けば」とも。確かに直線競馬は枠も大事。岡本は外に入った方に印を回そうと決めた。